離れて暮らす母
母と私の間には、新幹線で3時間くらいの距離があります。
母は、現在姉の一家とともに実家で暮らしています。
といっても、実家は2世帯住宅になっており、玄関もお風呂もキッチンも別。
だから、ほとんど母は一人暮らしと言ってもいい状態です。
それでも母が一人きりで寂しく暮らしているわけではないと思うと安心ですね。
母の家と姉の家は2階部分がつながっており自由に行き来できる構造ですから、ふらりと姉が顔を出したり、姉の子供が顔を出したりできます。
父は3年前に他界しました。
肺癌でした。
肺癌はとても苦しそうでした。
ぞっとするような恐ろしい病気です。
肺のほかには、傷んだ臓器もなく癌の転移もなかったので、とても勿体ないというか、残念でした。
父の闘病は入院してからわずか1か月程度で短いものでしたが、私も新幹線で幾度となく見舞いに行きました。
見るたびに苦しそうで変わり果てた姿に悲しみしかありませんでしたね。
でもこうして子供や孫は元気だし、母も残った財産で快適に暮らしています。
父の人生は、成功だったと言えるでしょう。
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